昭和54年 セドリック2800ブロアム改




現在の愛車、54年型 330型セドリック2800ブロアム(本物)です。 54年の夏にはもう430が発売になっていますので、この330の55年2月登録は、とても不思議です。 とりあえず今まで会ったブロアムの中では自分のより若い車体番号は見たことがありません。 浮気性の私がなぜか6年間も乗っているという不思議な車ですが、「誰も売ってくれ」と言ってこないのが長期保有の理由です(笑)。 しかし! その間に随分と手間隙をかけてしまったのでもう売れません! 3年間近くかけて探した車ですが、ココ最近は330も旧車として認められたおかげで玉が市場に流れるようになったので今は探すのも楽でしょう。

 


                                                                  
とりあえず「極低」です。 タイヤじゃなく、14吋のホイールにフェンダーがかぶりそう!
自分のより低い330がいたらお目にかかりたいです。 というかこれ以上下げられません。
注) 画像の加工等は一切行っておりません(笑)

6年前(1994年当時)なんて、ホント ゴミでしたゴミ!(なので、逆に情報が無い。) 「最終型332、2800ブロアム、銀、程度極上車」と、条件を制限したせいで捜索は困難を極め、何度も「カッパーブラウン」、「331」、「程度悪し」に手を出しそうになりましたが待って探してようやく入手。 値段は当時の平成6年としては超強気の35万円でしたが、もう探し疲れていた私にはそれでも恩の字です。 それに車は錆び腐りもなく確かにオーナーが極上車と威張るのも納得。今思えば良い買い物だったと思います。 エンジン、ミッション不調車が多い330にあってメータ読み180キロ近く出るのはまさに奇跡!? 更に買ってからの6年間、全く故障無し...恐ろしいほど何にもありません。 エンジンがぐずったり、プスプスいった事もありません。 6年間セル一発で全くの手付かず。 プラグさえ換えていません。 オイルだけには気を使っており、2ヶ月又は2000キロどちらかで毎回フィルターも交換。(←ただこれはちょっとやり過ぎでしょう(笑)。)オイルは日産純正の安物です。                                                                    
買ってからまず着手したのは、グレーモケットの明るいROOMYな室内、はっきり言ってこれだけはゆるせません。 旧車の乗り込んだときにまるで洞窟に入ったかのように薄暗くて陰気な感じが好きなので納車日に室内のモール、安キャバレーのような絨毯、安ラブホのようなシート等グレーの部分をバリバリ剥がして、はずして捨てました。 そして部品取車から大事に外した最低グレードGLの黒ビニールレザー内張り、シート、モールに交換、内装屋さんで入手した黒のループパイルのカーペットに張りなおしました。 室内真っ黒、薄暗くなりました。(落ちつくな〜やっぱりこれじゃないと!)                                                                                                                  
私は個人的には車は低ければ低いほど、ホイールは太ければ太いほどカッコイイと思っています(バカ!)。 ノーマル車高のハコスカRなら、車高短のギャランΣの方がカッコイイ(笑)。 ホイールに関しては太いにこしたことはないのですが、やはりもともとの車のデザイン上、ノーマルフェンダー(もしくは軽くたたき出し程度)にこだわっています。 15インチは、まったく興味ありません。 大きなフェンダーハウスにツライチの径の小さいタイヤと太いホイールの追求こそが、他のいかなる国にも例の無い日本特有の「純和風改造車」の醍醐味といえるのではないでしょうか(笑)?                           




↑99年7月の「第1回西部警察ミーティングにて」 時々カチアゲ仕様で楽しんでます。

↑ 気分によって「ヒップアップ(死語)」仕様になります。 330は日本車の中では数少ない、「下げて良し! (リアを)上げて良し!」の車なので、その両方を楽しもうという贅沢な仕様です。 日本車の中でヒップアップが一番似合うのは間違いなく230、2ドアHTはハマリですが、4ドアセダンのカチ上げもソレっぽくて好きです。 下げたときには230より330の方がボッテリ感がでてよいかな? 

赤坂の外苑東通り沿いに地下駐車場を借りているのですが、赤坂でこれは超ミスマッチ?! 近所のおじサンからは懐かしがられ、オバサンからは「素敵な車ね〜 ジャガーかしら?」と誉められ(?)ます。 週末のタワー型地下駐車場からの出庫待ちでは、F355、AMG500SL等の高級外車が続く中、「この物体」が出てくると一瞬順番待ち連中の話し声が途絶え、幼児は親の影に隠れ、HKS60φからの排気音におびえ、前出のフェラーリよりも低い車高に羨望(軽蔑?)のまなざし。 全く車に興味がないカミさんは、「なんかみんなが見ていたような気がする。」といいますが、「素敵な車で羨ましいんだろう。」と言ってあります。 信じていませんが(笑)。                                                                            

ホイールフェチなので、全部で7セット(全部14インチ)もっています。 出かけるごとに靴感覚で履き替えます。 28本のタイヤとホイールだけでプレハブの倉庫がいっぱいになってしまいました(笑)。 ご自慢の逸品はワークエクセルの14インチ フロント8J(-15)、リア9J(-25)です。 リアフェンダーのツライチ具合も完璧、名刺は入りますが、クレジットカードは入りません。(だからなんだっつーの?) この状態で走行可能です。

*注意!!
 フロント8J / リアに9J はノーマルには入りません。 オフセット等参考にしないで下さい。                                                                                             


しかし、日本車でこれほど怖い顔した車が他にあったでしょうか? 超ガンたれてます。 狭い路地は対向車がよけてくれるので楽です(笑)。 


↑ 2001年1月時点 現在の姿! 「究極の330」作りの為に、現在全バラです。 完成の際に詳しくお披露目したいと思います。
当然エンジンもイキマスヨ〜。 目指すは世界一低く、速い330!!(笑) 


2001年9月29日時点 なんと、9ヶ月ぶりの更新です(笑)。 大変なんです。 本当に。 ホイールは秘蔵のディッシュ14インチ10Jです! 見た事あります?? 



ジャッキアップ後2年にして、やっと4輪が地につきました。 完成予定未定です。 (問題が山積み・・・泣)




03年1月30日ついに完成!! 詳細は3月1日に公開〜♪