↑はミスターバイクBG掲載時のものです。 P−ZONEのような激カスタム系の巻頭を飾った原チャリは後にも先にもこれだけ?でしょう。 全くのフルノーマルポンコツ不動車から自作しました。 エンジンは空冷にこだわり82年型のYZ80(空冷最終)エンジンを探し搭載。 中身はもうこれ以上無いというくらいのフルチューン。 各ポート拡大研磨、キャブ直後から掃気ポートへドリル穴が貫通しています(笑)。 ピストンはワイセコの1MMオーバーサイズで、面研により圧縮比は若干上がっていますが、上でブン回るように圧縮は控えめ。 インマニはホンダレーサーRS125用ベースにアルゴンで盛り削り出し、リードバルブも同用の6葉をカーボンで製作。キャブはTM35φのフラットバルブを直キャブでセッティング。 シリンダーは気休めですが放熱効果を高めるためにサンドブラスト、クランクケースは根性のバフがけです。 チャンバーは試行錯誤の自作品ですが、なかなかいい感じです。 足回りはもともと極細タイヤのフロント15インチ、リア14インチだったのですが、NSR80用の12インチにスワップ。 フロントフォークは奥村製の強化スプリングにオイルをブレンドしてセッティング。 ディスクは前後ともフローティングを奢りました。 バックステップはZX400用の社外品を加工して装着。 一番苦労したのはスィングアームの製作で、これはGT用のものとNSR用のものを2個イチで溶接し、2本ショック用にマウントを作り直し、メッキしました。 およそ10倍(3馬力→30馬力)に上がった馬力と極太のハイグリップタイヤに合わせフレームは全13箇所補強。 あちこちにガセットやパイプが入っており、カヤバのショック取りつけ位置もレイダウンしてあります。 外見は一番好きな黄色/白の後期型の外装に乗せ換え。 (このタンクは塗装ではなくオリジナルの貴重品です。) 昔、中央高速に軽トラで原チャリ持ちこんで最高速トライをした悪い人がいたという噂を聞いたことがありますが、その時150キロ全開で追走するCB250RSがついて行けなかった(爆)といううわさも....。 悪い奴だな〜誰だろ〜?
以前は、ZU仕様で、奥多摩かよってました。 タイトコーナーの連続では、無敵! 一回立ち上がりでめくれてリアカウル大破しました(泣)