車雑誌がクライアントの手前、書きたくても書けなかった

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日本でも数少ない戦前車乗りの為の掲示板。 
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骨粗鬆症の婆さんの骨を鉄骨へ
鉄骨化作業後に寸法が合わなくなる可能性があるため、でエンジンルームと室内を仕切る古いバルクヘッドを外し、新たに購入したものに入れ替えます。 古いものは8ミリぐらいあるブ厚い無垢の鉄板でつくられておりものすごい重さでした。 BBQの鉄板に丁度良いです!(笑) 室内床の木材が取り払われているのに注目。 過去にもかなり程度の悪い車をレストアしてきましたが、今までのものとはレベルが違うというか、手法がまるで違う為、全てが手探りです。 しかし、素人がこんなもん作って公道で乗っていいのでしょうか?(笑)
下のキタネー鉄板が元からついていたもの。 新たに点付けされているのがBitchin Products製のファイヤーウォールです。 スモールブロックV8換装用のものでエンジン本体やデスビを避けるために凹んで(リセス)います。なんかこれだけでグッとStrretRodっぽくなるから不思議です。 実はここで結構エンジンに関しては悩みました。 ビック(ビックブロック)いっちゃおうかな〜とか、LS1載せようかな〜とかです。 ま、最終的にミッションマウントを製作するまではまだ調整が効くのでそれまでに考えます。 

ここで、ちと車検証上の車体番号とエンジン番号の裏話しをしておきますと、国内に輸入された外国車は職権打刻というものがされている車両があります。 ディーラー車には基本的にそのような車両はありませんが、並行輸入車では元からの車体番号やエンジン番号が使われているものと職権打刻になっているものとが混在しています。 エンジンの場合、元からのエンジン番号の使われ方は全くいい加減で、XXXXX3Mというブロックの刻印に対して車検証上のエンジン番号が3Mだけになっていたり、CL1XXXXXXのような番号に対してCL1だけになっていたりするケースもあります。 このような登録をされている車両はラッキーでほぼエンジンの積み替えが自由です。 だってそんな刻印はどこでも入手可能ですから・・・でも、やっちゃいけません(笑)。 実際にビックブロックに同じエンジン番号を打ってスモールブロックの税金で乗っている人がいます。 思いっきり脱税ですが、陸運局に車両を持ち込んでも排気量調べるわけではないのでほとんどバレないのが現状です。 私はスモールとビックの違いはブロックを見ればすぐに分かりますが、検査官の9割以上はその違いが分からないんでしょうね〜。 そのクセ、日産のL型だったりすると、L20登録でも最初から疑ってかかりますからね。 「L20刻印なのにN42ブロックとかヘッドっておかしいだろ!!」 とか。 私なんかは 「じゃ、直して来ます」って言ってサンダーでN42の刻印削って20分後に同じ検査官のところに行きますよ。 「エンジン積み替えてきました〜!!」って・・・・そんなわけないだろ(爆)  フレームに関しても同様なことが言えます。  元からのフレーム番号を使っている1950年以前の古い輸入車の場合、全長、全幅、全高が著しく違わないかぎり、同じフレーム番号を打った車を車検にもちこんでも恐ろしいことに通過してしまいます。  そりゃ、明らかにフェラーリなのに車名「シボレー」じゃ、無理ですけど、アメ車同士ならまずバレません。 元書なしの50年代ビュイックのシボレー登録なんて車はザラにあります。 これらのインチキは、フレーム、エンジン共に職権打刻の場合はほぼ不可能です(打刻の偽造が出来れば別ですけど、そりゃ難しい)。 その場合は、フレームを換える場合も、エンジンを換える場合も資料の提出や理由書、構造変更等の手続きが必要になります・・・・・・・・・・・と、いうようなインチキが行われていると風の噂に聞いたことがあります(笑)      
フレームの鉄骨化、どんどん行きましょ〜



Hへ続く